スーパー雑記タイム

みんなメルカリが好きすぎ。リサイクル文化によって窮屈になっている。

リサイクルは確かにいいことだが、それが苦しめていることは無いでしょうか。

メルカリに代表される”みんなで使いまわし文化”が、捨てられない精神を助長しているようにしか思えない。

何かにつけて「これはプレミアがつきそうだから取っておこう」と色々なものを残していた人にとっては追い風のような文化だが、果たしてそう上手く売れるのだろうか。

そして、本当に売りたいと思っているのだろうかというところを考えてほしい。

Contents

メルカリ、ヤフオク、リサイクルショップでなんでも売れちゃう世の中

生鮮食品なんかは別にして、ほとんど大体なんでも売りに出せる世の中になった。

以前はリサイクルショップ等ショップじゃなきゃ買い取ってもらえなかったものも、ヤフオク文化が栄え、現代ではメルカリやラクマといったフリマ文化が横行している。

自分の物に自分で価格を付けて売りに出せるのだ。これはリサイクルショップの値付けに不満が多かったから流行ったと考えられる。

家にあるものすべてが資産だ!と見えてきて、不要になったものは全て売りに出し、お金に換える。一見いいことのように見えるが、実は危険が潜んでいると私は考える。

実は準備する時間が結構ストレス

出品するにももちろん準備が居る。登録は全くストレスなくできるが、出品からはそうはいかない。

写真を撮り、サイズや状態を明記し、同様の商品の価格を調べ、購入希望者からの質問に答える。いざ落札されたら今度は梱包して発送しなくてはいけない。

もちろん出品したからといってすぐ落札されるわけではなく、その間家に在庫を抱えなくてはならない。

自分が不要だと判断したものを部屋において、そのスペースに対する家賃を払い続けなくてはならないのだ。

物はお役御免したら捨てていい

物に心があるかどうかは別として、使う側から見たときに、目的を達成した時点で不要なものとなる。それが物の役目だ。

衣服は着るためにあり、着ないのであれば不要。道具は使うためにあり、使わないのであれば不要である。

当たり前のはずのことが、「もったいない」の押し付けにより当たり前ではなくなってきている。

大切にするのはいいことだが、使わないのに取っておくのは違うよ

物を大切にすることを否定しているわけではない。物を大切にするのはとても良いことだと思うし、現に私自身、物持ちが良い方で一つの物を長く使い続けるタイプである。

重要なのは長く使い「続けている」という点にある。ただ持っていて飾ってあるわけではない。

物を大切にするというのは置いておく隠しておくことではなく、使い続けられるように使い続けることだと私は考えている。

思い出の品は取っておいていいと私は思う。

勘違いしないでほしいのは使わないなら捨てろと言っているわけではないということだ。

これは思い出だから捨てたくないんだというものが誰しもあると思う。

それは取っておいていいと私は思う。

なぜなら、その物は「思い出である」という役目を背負っているからだ。

つまり、部屋に存在しているということがその物にとっての役割であるから、存在しているだけで役目を果たし続けているのであるから捨てる必要はない。

誰の為に買ったの?あなたが使い終わったら捨てていいんだよ

買ったときの気持ちに戻ってほしい。

その服を買う時、あなたは「見ず知らずの人が1年後に半額くらいで欲しがってくれそうだなあ」と考えながら購入しただろうか。

今のメルカリ文化では実際にそう考えて購入している例もあるから否定はしない。

あえて値下がりのしないもの、セールしないものを選んで買い、時期が来たら値下げして売りに出す若い子たちがいると聞く。

そういう意図ならいいが、ほとんどの方はそうは考えず自分の為に購入していると思う。

なんとなく売れそう、まだ使えそうが苦しめる

では実際メルカリ等で売れるのかというと、これが売れる。思いもよらないものも結構売れる。

これにはいくつか理由があるが、そのうちの一つが「サイト内でのポイントを消費したい」層が存在するからだと私は考える。

出品したら売れる。ならば捨てるよりも出品したほうがいいのではないか。

そう考える気持ちが強くなりすぎて在庫ばかりが増えていく。

手数料や送料等々を引いたら数百円しか利益が出ないようなものを一生懸命出品して発送するまで在庫を抱えることが、すぐに捨ててしまうことに比べてどれだけ有意義なことであろうか。

なんとなく利益が出そうだなというその欲が、売れずに貯まっていく在庫により苦しめられる原因となるのである。

読み終えた本で要らないなら捨てる

読み終えた本で、また読みたいとか飾っておきたいという本は別として、要らないなと思えた本はすぐに処分してしまった方がいい。

貯めておく本の為に本棚を買ってしまったりするのはそれこそナンセンスである。

ブックオフ等中古本の買取は多いが、値段はたかが知れている。

少しもったいないような気がするならそういうところに持って行って引き取ってもらうのも良いし、今では宅配の買取なんかも進んでいるからそれを利用するのも良いだろう。

専門書や大学の教科書等重たいものは特に運びたくない。

そういうのは専門の買取サイトに頼むことで普通のところより高く買い取ってくれるケースがある。

下記の専門書アカデミーなんかがその一例で、厚みのある教科書類は場所を取る割に見返す機会は少ない。

授業が終わったり試験が終わったらこういうサービスを利用して手放してしまうのも手だろう。

もちろんメルカリ等を利用しても良いのだが、いずれにせよすぐに処分できる方法を取り、できるだけ手元に残さないようにしていくことをお勧めしたい。

あなたにとって必要なのかどうかで考える

先にも話したが、あなたの物はあなたに必要なものであるべきである。

あなたにとって不要になった時点でその物には価値が無いのだから、そこから無理をして利益を生み出そうとする必要はない。

売ろうとするものはあなたにとってのゴミである。

ゴミに値札を貼って売ろうとしていると考えると、買い手としては値札のついたゴミを買うことになる。

あなたはそれを前のめりに欲しがることがあるだろうか。

出品地獄に陥る前に一度考えていただきたい。

必要として大切に扱うことが物の為である

もったいない精神を否定するわけでも無く、ECO文化やリサイクル文化を否定するわけではない。

物を扱う心持ちがどこか違うんじゃないかなと感じただけである。

 

買ったのはあなただ。悩んで悩んで買ったものも多いと思う。ここでもし許されるなら一度物の気持ちになってほしい。

一緒に過ごして色々な思い出を共にしたあなたは役目を終えて主人に処分される。そう、本来ならここで埋葬されて眠りにつくはずだ。

しかし、あらためて値札を付けられ他のところへ行けと言われる。なんだか悲しくならないだろうか。

旅立たせるという気持ちがあるのかもしれないが、最初に仕えた主人のところで終えたいと思うのは私だけだろうか。

価値がなくなったら感謝して捨てよう

あなたにとって価値のないものになったら、「誰かにとって価値があるかもしれないから売りに出そう」ではなく、「ありがとう」と感謝して捨ててしまってよい。

価値がなくなるまで使ってあげるというのが物にとっても優しいことなのではないだろうか。物に対しての礼儀だと思う。

もちろん、明らかに価値の下がっていないものや出品してすぐに捌けそうなものは別。

言いたいのは自分にとってゴミと化した価値のないものを捌くことに執着するのは無駄ではないだろうかということである。

買う時に吟味しているのだから捨てる時は潔く

必要かどうか、いいものかどうか。そういうことをきっと買う時に吟味したはずである。

もちろん感情に任せて勢いで買うこともあるが、目的があって買うことがほとんどであり、買った時点でその物に役目を与えているはず。

役目を決めて与えて購入しているのだから、それを終えたのであれば潔く捨てるべきだ。

あなたが支払ったお金は役目に対する対価であり、全うしたならば回収する必要はない。

 

まだ使える?なら使えばいい。使わないのにまだ使えるとはどういう意味か。

誰かが使えるかもしれない?そこまで気を遣う必要が果たしてあるのだろうか。

売らなきゃ、どうしたら売れるのかというのにとらわれすぎている人は一度見直してみてほしい。

以上、『みんなメルカリが好きすぎ。リサイクル文化によって窮屈になっている。』でした。

ABOUT ME
ハヤエル
北海道札幌市に住む35歳。管理薬剤師経験者。小規模薬局にて3年弱勤め、薬局長として2年弱勤務。 転職活動を経て製薬メーカーで学術担当として勤務。 給与よりも仕事よりも充実した時間を生きることに重きを置いているものの、お金があったほうがいいのは明らか。お金は大好き。のびのびと生きるが信念。
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