哲学・生き方

公式は自分で作ろう。数学から学んだことは大人になって役に立っている。

数学なんて何の役に立つんだろう。

そんな風に感じながら勉強していた学生が、平成を生きた同志たちには多いと思う。昭和は話を聞く限りきっと違ったんだよ。

彼らは先生というのが絶対で、どうして?と思う間もなくやれと言われたらやる、やらなかったら叩かれるという生き方をしていたらしいから。

我々平成に学んでいた者たちは、学校の先生の学歴や学力にも疑問を持ち、言われたこと全てを鵜呑みにしちゃいけないぞと考える世代です。

賢いとも言えるかもしれませんが、強いて言うなら面倒くさい世代です。

その面倒くさい世代に生きていたからこそ、この何のためにやるんだろうなって思いながらも真面目に取り組んだ勉強に意味を見出すことができました。

あくまでも後付けなんだけども、そこもまた重要なところ。

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Contents

X=(-B±√B^2-4AC)/2A

ただ横書きにすると見づらいので( )を付けました。みなさんご存知、解の公式です。未だにすらっと出てくるかと言われると、なかなか出てきませんよね。

◆解の公式の特権

中学生のころ、解の公式を知っている人が羨ましかった記憶はありませんか?

塾に通っている子たちは、解くための最短の方法を教わるため、その公式の作られ方をかじりつつも、実際は解の公式を使って解く練習ばかりしていました。

僕の友人もその一人で、「こんなの解の公式に入れてしまえばすぐなのに」とよく言っていました。

しかしそこはやっぱり学習指導要領に沿って授業は行われるべきであり、当時教科書には載っていなかった解の公式を利用して解くことの方が邪道でした。

私はと言いますと、塾にも通わず授業と家庭での進研ゼミしかやっていなかったので、「あ、これ進研ゼミでやった問題だ!」と思いながら解の公式を使わずに試験を受けていました。

授業でやった以上のものは出題されなかったので、試験でも大体85点以上。

苦手の社会と英語で足を引っ張るも、5教科で430~460点くらいを行ったり来たりする子供でした。

他の実技4教科の面では同級生に負けないくらいに頑張っていました。こっちはほぼ満点。がんばった、私。

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公式を使うのはずるいのか?

生きていくうえで、王道があるならそれを行くのがセオリーです。社会でも何度も言われます。

簡潔にできるならそうしろ、最短で結果を出せと。

そういうときに、公式を知っていると我々は一時の安心を得ます。

ハヤエル
ハヤエル
ああなんだ、ただ当てはめればいいだけじゃないか。

そうなんです。前例があればそこに当てはめ、すでに結果が出ているならばそれを真似すれば大抵のことは乗り越えられるし、よくわかっていなくてもそれが不思議といい結果を呼び込む。

先人たちに感謝ですね。自分ではたどり着けなかったであろうことを、何もわからなくてもできるようにしておいてくれたんですもの。

やれやれ、頭が上がりません。

「公式があれば戦える」から「公式が無いと戦えない」に

公式に頼ってばかりいると、公式がないと戦えなくなります。

ええ、もちろん大抵のことはもう公式化されていて、当てはまる公式はどこかにはあるはずです。

しかし、それをすべて把握することが果たしてできるでしょうか。

いやできなくていい、無駄です。全ての公式を覚えるというのは便利なようで無駄だと私は思います。

どうしても必要な公式だけを覚えて、あとはその時自分の力で対処するというのが最も効率が良い。

自分の力で対処といったってどうすればいいんだ?と思うことなかれ。我々は昔習ったはずです。公式の作り方を。

解の公式然り、三平方の定理然り、必ず理由を学んだはずなんです。

これこれこういう理由だから求めることが出来るんです。これが公式です、と。

そういう順序で学んだはずなんです。

公式の作り方を知ることで応用が利く

便利な式だけだといずれ戦えなくなる日が来ます。全く歯が立たない、太刀打ちできない日が来ます。

そうなったときに新しい公式を探し、誰かの真似をしているだけでは成長できません。

その公式はどこからやってきたのか、ルーツを知る必要があります。

自分で公式を作り出せる力を身に着けるのです。

そうしておくことで、自分のオリジナルで勝負する必要が出てきたときに必ず助けになります。

 

自分のオリジナルの公式を作りだせる力が大切になります。数学の公式という一見全く関係のないようなことでも、正しい経験を積むことでいずれは自分の力になります。

たまたま教材が数学だっただけ。私は数学自体が解明してくれたことの恩恵もさることながら、数学を学ぶことの意義はとてつもなく大きいものだと思っています。

もし今現状なかなか上手くいかないなって方が居たら今一度数学を見返してみると、新しい発見に出会えるかもしれませんよ。

そして数学を避けて通ってきた人は今ならきちんと理解できるはず。文系だからと逃げずに誰にも急かされることなく学んでみましょう。

結構楽しいですよ。

以上、『公式は自分で作ろう。数学から学んだことは大人になって役に立っている。』でした。

ABOUT ME
ハヤエル
北海道札幌市に住む35歳。管理薬剤師経験者。小規模薬局にて3年弱勤め、薬局長として2年弱勤務。 転職活動を経て製薬メーカーで学術担当として勤務。 給与よりも仕事よりも充実した時間を生きることに重きを置いているものの、お金があったほうがいいのは明らか。お金は大好き。のびのびと生きるが信念。
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