サイトアイコン ほどくら.net|転職した薬剤師がほどよいくらしを楽しむブログ

頭が痛いのは調節性眼精疲労かも。おすすめの目薬サンテ40クールを紹介。

頭が痛い。急な頭痛、つらいですよね。

傷口が見えるわけじゃないから人にも伝えにくいし、トゲが刺さっているわけでもないからどう対処していいかがわからない。

今回は私が実際に経験した眼精疲労による頭痛を紹介。

Contents

締め付けるような頭痛。

頭が痛い。急に痛い。

起きている症状は、

  • こめかみのあたりをぎゅーっと締め付けるような
  • まぶたの上がグググと痛い。
  • 睡眠不足って程でもないのにまぶたが重い
  • 首の後ろにハリを感じる
  • 視界がかすむ、ぼんやりする
  • 吐き気もする。わりとする。

こんな感じの症状です。

何をしたら気持ちいい?

どうしたら楽か、何をしたら気持ちいいかという点から原因を探ります。

最初は何となく、緊張性頭痛かなと思っていました。

温めると和らぐ気もしたし、運動不足なのもあったし。

 

けれども、以前の緊張性頭痛なら寝れば治りましたが今回は寝て起きても痛い。

さて、原因は何かなと思ったときに、ふと、3つ目の点が気になりました。

顔を洗う、お風呂に顔をつける→うるおいか!

目が乾いていたせいなのかはわからないけれども、目を潤すと頭痛が和らいでいることがわかりました。

改めて自分観察すると、調節性眼精疲労だった。

頭痛にしか目が行っていなかったが改めて自己観察してみると、まずピントが合っていない

目がかすみ、文字がぼやける状態。

元々目はよく、視力検査をすると平均で両目とも1.8くらいのスコアになる。ちなみに利き目は左。

もっとわかりやすく言うと、友人の度が入った眼鏡を借りて掛けたような状態です。

そりゃその状態続けていたら頭も痛くなり具合が悪くなるよねという感じ。

自己診断ではあるけれど、調節性眼精疲労由来の頭痛であると結論付けた。

調節性眼精疲労に効く目薬を探す

調節性眼精疲労だとどんな成分がいいのか。ここからは薬剤師の仕事である。

緑内障や白内障の方は必ず眼科医に相談を。ここからの話は普段特に異常がないのにピントが合わない方向けの内容です。

 

市販の物でいくと、ネオスチグミンが含有されているものがいいです。毛様体と言うピントを合わせるための筋肉の疲れを取ってくれる働きがあります。ネオスチグミンは必須です。

あとは好みの問題になりますが、3つ成分を紹介します。

ビタミンA

ビタミンAには、角膜を修復し、瞳に涙をとどめて乾きなどによる疲れを治す働きがあります。さらには抗酸化作用もあり、角膜上皮細胞を酸化ストレスから保護すると言われています。

以下にロート製薬のプレスリリースの記事を貼っておきますので詳しく知りたい方はリンク先をご覧ください。

タウリンとビタミンAが角膜上皮幹細胞を酸化ストレスから保護するメカニズムを発見

ビタミンAは~単位(IU)と表されるのですが、目薬だと多くて5万単位くらいですね。

タウリン

上記のビタミンAの項目にも書きましたが、タウリンにも角膜上皮幹細胞を酸化ストレスから保護するメカニズムがあるとされています。

一般的には新陳代謝促進作用があり、栄養を補給することで疲れを癒すとされています。

1%は欲しいところなので、タウリンに効果を求めるのであれば1%の物を。

ちなみに100mL中に1gで1%になります。

コンドロイチン

ヒザコシラクチン!コンドロイチン!

で有名なあのコンドロイチンです。

水を保持する作用があるので、ドライアイ系の目薬に含まれていることが多いです。

おすすめの目薬はサンテ40クール!次点でロートクール40

ドラッグストアで成分を比較しながらじっくりと迷って決めました。

おすすめの目薬はサンテ40クールです。

サンテ40クール

決めた理由は以下の4つ

  1. ネオスチグミンとタウリンが入っている
  2. 必要最低限のビタミンが含まれている
  3. 値段が安い(500円以下)
  4. 防腐剤が入っている

まず、安くなきゃダメです。500円以下じゃないと。

目薬にそんなにお金をかけたくないんです、私は。

そして、見落としがちなのが防腐剤。これ、ハヤエル的には入っているほうを勧めます。

理由は後述しますが、簡単に言うと、持ち歩くからです。

ロートクール40

 

迷った理由が以下の4つ

  1. ネオスチグミンとコンドロイチンが入っている
  2. Lアスパラギン酸含む、必要最低限のビタミンが入っている
  3. 劇的に安い!!(200円くらい)
  4. 防腐剤が入っている

コンドロイチンを選択、つまりは目の乾きを強く感じている場合はこちらでしたね。

疲れ目が強かったのでタウリン入りのサンテ40クールを選択しました。

補足:防腐剤入りとクールな理由

防腐剤が入っていないと逆に怖い

目の敵のように防腐剤批判する方々がいます。

でも、実際どれくらい無菌で使用できますか?

2週間以内に使いきって捨てれますか?

私はそれができません。外でもさすし、持ち歩くからポケットに入れて少し温まっていることもあります。

目薬はほとんどが水で出来ています。菌が繁殖しやすいんです。だからこそ防腐剤が入っていたほうが私は安心だと考えます。

クールを選んだのは頭痛治療目的だから

あくまでも今回は頭痛を治すための目薬です。

実際使った感想として、クールのスーッとする感覚で頭痛が和らぎます。

気持ちいいなと感じる、ただそれだけ。好みです。

苦手な方はマイルドタイプもたくさん出ているのでそちらを選んでください。

 

なかなか頭痛が治らない、似たような頭痛が続くときは頭痛外来を受診しましょう

餅は餅屋です。頭痛といえばなんとなく頭のことだから脳外科と考えがちですが、めまいのときは耳鼻科に回されます。

今の時代、医師もより専門的な分類をするようになってきていて、頭痛専門の頭痛外来という診療科があります。

辛い頭痛の場合は頭痛外来の看板を掲げている病院にぜひ一度相談してみてください。

 

まとめ。頭痛が目薬でやわらいだ。

あくまでも私の場合はですが、サンテ40クールで頭痛がおさまりました。

原因が眼精疲労だったのかなと言う感じ。

普段から目薬を使ったりするタイプではないのでなおさら気づかず。

似たような症状で悩んでいる方で、なかなか病院にも行けないなという方、ドラッグストアやネットで簡単に手に入るので一度お試しください。

 

以上、『頭が痛いのは調節性眼精疲労かも。おすすめの目薬サンテ40クールを紹介。』でした。

モバイルバージョンを終了