転職活動中の薬剤師さん、転職サイトは利用していますか?
薬剤師にフォーカスされた転職サイトはとても使いやすく、
転職エージェントも専門で慣れているため転職活動もスムーズに進みます。
ところで、祝い金がもらえるサイトがあるのをご存知でしょうか?
条件にもよりますが、最大で数十万円もらえることも!
祝い金が乗っかることで単純に初年度の年収が上がるとも考えられますね。
職場の近くに引っ越すための引っ越し資金にすることもできますよ!
薬剤師の転職は転職サイトの利用がおすすめ
薬剤師さんが転職するにあたっては、転職サイトの利用がおすすめです。
理由は下の3つです。
- 時間がかからない、取られない
- 転職先の状況がわかる
- 給与交渉ができる
こちらに関しては以前の記事にも書いているので参考にしてください。
祝い金がもらえる!?仕組みを紹介
祝い金がもらえると言うと少し怪しく感じます。
たしかに今はそういうサイトが減りました。
転職エージェントに対し、そういうのは減らすようにとお触れが出たからですね。
(参考:職業紹介事業者の皆様へ ~事業運営のルールが変わります~ <職業安定法の改正>)
とはいえ、まだまだ人材不足はぬぐえない薬剤師業界です。
薬科大の新設等があり、数が増えたようには見えますが、地域によっては不足しています。
その理由として一番大きいのは、誰にでもできる仕事ではないということです。
現在、薬剤師として働くにはご存知の通り、薬剤師資格が必要です。
- 薬学部に6年間通い、卒業する
- 年に1度の薬剤師国家試験に合格する
という2つの条件を満たし、なおかつ病院・薬局・ドラッグストアで働く気のある者で、
現在転職活動をしている自地域で働く気のある人となると数が限られてきます。
薬剤師不足で起きている薬局の諸問題
薬局に絞ったお話をすると、よくある薬局での人員不足問題として、
- 休みが取れず、週休1日しかない
- 急な忌引きのときは薬局を閉めなければならず、売り上げが落ちる
- 管理者が高齢で、後継者がいないため手放さなければならない
- 在宅をする人数が足りず、在宅を必要とする患者が他店に流れる
というものがあります。
まだまだ薬剤師が溢れる、ということはなさそうです。
しかし、こういう薬局が人を探す暇はなく、
とはいえ求人広告だと広告費ばかり取られて求人に繋がらず、そこにコストも割けないという問題があります。
そのため転職エージェントにお金を払ってお願いしているという背景があります。
祝い金がもらえる仕組み
となると、祝い金は薬局側が負担しているのか、というとそういうわけでもありません。
最終的には経費内からなので、薬局が負担したとも言えますが、
転職サイト側が負担しているものがほとんどです。
転職サイトを検索しておわかりなように、競合が沢山あります。
一件決まると数百万の報酬がもらえる人材紹介業界の為、
競合から一人でも多くとるために必死とも言えます。
そのため、人材紹介サービスを主としている転職サイトは、
言い方は悪いですが祝い金で釣ることで自社で決めてもらおうという気持ちがあります。
じゃあ、祝い金を出すくらいだから悪いところを紹介されるんじゃ?という心配も無用です。
あくまでも、自社で決めてもらいたいという転職サイト側のウリなので、
極端な話、薬局の質には全く関係ありません。
紹介されて転職する薬局の良し悪しとは関係なく、祝い金制度を用意しているところがほとんどです。
もし同じところに同じ条件で転職するとしたら、祝い金がもらえた方が良くないですか?
そういう面を少し加味して探してみるのもいいのかなと思います。
まずは祝い金の有無に関係なくいくつかのサイトに登録して、気の合うエージェントを探してみてください。
その上で、いざ転職するとなったときに祝い金があるところで出来るなら、そっちを選択するというのも私はありなのかなと思います。