・やりたいことがあるのに、思うようにできない。
・やりたいことがわからない、見つからない。
・やりたいことがあるはずだけど続かない。
こんな風に思うことありませんか?
最近は減りましたが、私もあります。以前はすべてに当てはまっていました。
そこを乗り越えたからこその私なりの対策を教えつつ、現状なかなかできない状況にハマっている自分の頭を整理したいと思います。
やりたいことを見つける方法
「あたし何歳に見えます?」とか「あたしってブスですよね?」に匹敵するくらい難しい質問。
やりたいことってなんだろうなと悩んでいる方、それの見つけ方教えます。
探すべきはやりたいことではなく、なりたい自分
よく、「doではなくbeに着目せよ」なんて言葉で表現されます。
近い目標を見つけて、それをこなしていった先に大きな目標がある。
そんな考え方があるのは重々承知なんですが、それじゃちょっとばかし視野が狭い。
最終的にどんな姿になるかわからないのに、目先の目標をクリアしても、その先に道があるかわからないんじゃ意味がないとまでは言わないけれど、ずいぶんと遠回りすることになる。
目指したいところはどこなのか。それが大切。
終わりを思い描くことから始める。
どんな人になりたいですか?それを考えることが第一歩です。
明確に宇宙飛行士になりたいとかケーキ屋さんになりたいとか、職業じゃなくていいんです。
たとえば私の場合、「のびのびと生きたいな」というのが目標です。
のびのびと生きている自分を想像すると、朝は急かされることなく起きて、コーヒーを飲みながら部屋で過ごし、外を見て天気がいいようなら外を散歩する。
そんな生活が理想です。
いいんです、まずはそういう理想像を持ちます。
未来の自分はどうありたいかを考え、そこに基準を置く
あなたは「誰に」「どう思われたい」ですか?
私は周りから頼られたいし、あの人に聞けばわかるんじゃない?と思われたい。
仕事では信頼され、でもいつもどこか余裕がある人でありたい。
焦ることもイラつくこともなく、いつも笑顔で、「協力するから、コーヒー1杯おごってね」ってくらい軽い報酬で善意に基づいて協力し、評価されたい。
葬式では、上司に「彼が居てくれて本当によかった。私たちが楽しく仕事ができたのは彼のおかげだ」と言われたいし、
友人には「あいつがいると面白かった。そしてなんだかんだ困ったときに頼ると全部うまくいった」と言われたいし、
愛する人には「とても親切で思いやりのある人で、いつも楽しませてくれようと努力してくれた誇らしい人」と言われたい。
まずはこうやってどういう自分でありたいかを考えることから始めてください。
なりたい自分をイメージすることから始める。
理想像の自分ならどうするか、何をするかを考える
なりたい自分を思い浮かべましたか?
でしたら、これから先の判断基準はすべて、「理想像の自分ならどうするか」で考えてください。
今の自分ができる、できない。今の自分に合っているかどうかは関係ありません。
だって、あなたの中での正解をせっかく作ったのだから、それに沿わない意味がわからない。
せっかく王道を作ったんです。
理想像と言うのは迷路のゴールに当たります。
そして、その自分ならどうするかというのは、ゴールから辿っている正しいルートにあたります。
そこがわかっているのに、そのレールに乗っからない意味がわからない。
乗ってください、自分で作ったレールに。
その人はそんなことをしますか?あるいはどんなことをしますか?
その人を自分で作りこんで、その人の真似をしてください。自分にコピーするんです。
そしたら、気づいた時にはその人になっていますよ。
理想像の自分ならどうするか。それを判断基準とする。
将来像から逆算してやりたいことを見つける
やりたいことではなく、自分のすべきことが見つかるはずです。
そうあるべきなら何をすべきかが見えます。それがあなたのやりたいことです。
やりたいこととは、あなたがなりたい姿です。
少し言い方を変えます。
やりたいこととは、あなたが得たい感情を与えてくれることのことを言います。
理想像を感情ベースで考えてください。楽しんでいたいのか、嬉しいと思っていたいのか。
どう満足していたいのかをまず考えます。たくさん考えます。
そして、楽しんでいたいのであれば、その自分はどんなことをして楽しんでいるのか。それを考えます。
抽象的で構いません。どんどんと繋げていくと、最終的に具体的なものが出てきます。
毎朝ステーキを食べてハッピーな気持ちになっているのであれば、その生活をするにはどのくらいの収入がいるのか、時間配分はどうなのかと見えてくるものがあります。
職業なんて二の次です。というか、職業なんて何個あったっていいんだから、そこから計算する必要はありません。
どうありたいか、どういう感情を得たいか。そこをベースに考えましょう。
未来の自分はこれからの自分によって作られる
今までの自分がこうだからと過去を気にしすぎる必要はありません。
自分自身の歩む道は自分で決めることができます。
過去のあなたがどうであれ、今のあなたがそれに従わなければいけない理由は何一つありません。
あなたが従うべきはむしろ未来の成功した自分です。
未来の自分の理想とする姿に従い、自分が良しとする道を歩む権利があなたにはあります。
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後先順位を付ければ思うようにできる
何をしなくていいのかというのをきちんと把握する
やりたいことは見つかった。あるいは今したいことがあるのにできない。
なかなか時間が取れない、集中できないんだよね。そんな悩みあると思います。
それ、ほとんどの場合はすべきではないことに邪魔されています。
問題は”意志の弱さ”ではなかった
意志が弱いからできない、続かない。よくそういう声を耳にしますが、そういうことではないんです。
あなたに足りないのは準備です。それを実行するための環境が整っていません。
もう少し具体的に言うと、あなたがしたいことだけに集中できる時間を確保できていないのが問題です。
他のことを考えざるを得なかったり、何か他のことをしつつやらなければいけない状況では思うように進まないし、実行しようと思えません。
ハマるべくしてハマるべし
他にすることがなければ、自然とそれだけに集中できます。
だから何をしなくていいのかをリスト化して排除する必要があります。
でもいきなりそんなことを言われても難しいと思うので手順を紹介いたしますね。
ためになるリストの作り方
- すること、していること、与えられたこと等、時間を費やす行動をすべてリストアップする。
- 自分にとって重要なことと重要でないことに分け、さらにそれを緊急性があるかないかで分けます。
- 今作ったリストとは別にやりたくないこと、なりたくない状況・仕事、嫌いな人物像を思いつく限り書いてください。
できましたか?ではここからが本題です。
- あなたが時間を最も多く費やすべきことは『緊急ではないけど重要なこと』です。重要であり緊急性の高いものをすぐに終わらせ、それ以外のことは無視します。
- 3のリストの内容を記憶あるいは常に携帯し、その内容のことには手を出さないでください。
この2点を守るだけです。これだけであなたの時間は有意義なものに変わるでしょう。
最優先事項を最優先することが何より大切
「最良の最大の敵は良である」と言う言葉があります。
良いことではあるけれども、最良ではないことは、常々我々を「やっている気」にさせ、何の結果も得られない満足感を与えます。
その結果、本当に費やすべき部分に時間を費やせずにあなた自身の成長を妨げる要因となってしまうのです。
やらなくていいことを把握し、やるべきことに集中する。そうすることであなたにとって最大の利益を得ることが可能となるのです。
やりたいことが続かないときは、気づいたときに手を付ける
できるならまずやる
やりたいなと思っているけど最近続いていないなと思っていることありませんか?
今思いついた方、このブログを見るのをやめて今すぐそれに取り掛かってください。
今できることならまずやりましょう。やって感覚を取り戻しましょう。
続けられていない原因は遠ざかりすぎていることにあります。
まず今できることならやる。あ、最近できていないなと思った瞬間に取り組んでください。
物事全部が歯磨きのように習慣づけられるわけではない
よく聞くのが、「歯磨きは毎日するでしょ?それと同じく習慣づければいいんだよ」と言う言葉。
私、これ嫌いです。歯磨きと一緒にしないで、と思います。
人によってはそのやりたいことが金銭的な問題が発生するものだってあります。
週に一度しかできない陶芸教室かもしれません。
24時間やっているけどなかなか行けていないジムかもしれません。
それを全部歯磨きのように習慣づけろというのはちょっと暴論すぎると私は思います。
続けるための明確な理由なんていらない
続けたいから。習慣にしたいから。それだけで十分です。
健康に良さそうだから続けたい。スキルアップのために続けたい。
収入につながるから続けたい。色んな理由があると思います。
でも、その続けたい理由があったから続けられましたなんていうのは逆にまれ。
そんな理由がなくても続けられるものは続けられるんです。
強制させてでも継続する必要なんてあるのか?
そもそもやりたくないことを継続する必要なんてないと私は思います。
上でわざわざやりたいことを明確にしました。目指す自分を明確にしました。
あなたのこれからの時間はやりたいことに費やす比率が増えているはずです。
それなのにやりたくないことをわざわざ習慣づけようとする必要がありますか?
無理やり当てはめて継続させようとする前に、もう一度なりたい自分を見直してください。
なんとなくやりたいなという気持ちを大切にする
なんとなくやりたいな。やってみたらちょっと満足するな。
だからまたやろうかな。これ続けているっていいことだな。
そういう気持ちを大切にしてください。
そしてなんとなくやりたいなと思ったときに、なんとか実行する時間を作って実行してください。
これを繰り返しているとだんだんとこのスパンが短くなります。そして習慣化できるようになります。
継続するというのはそういうことです。だから本来難しいことではないのです。
本当に継続すべきは、なりたい自分を思い描くこと。
上で思い描いたことを毎日見返したり、思い返したりしてください。
どこかに貼ってもいい。声に出すのもいい。絶対に忘れてはいけません。
なりたい姿を忘れず、それを基準に考え、行動し続けることにより、その自分に近づけます。
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達成したいことリストを作ろう
ノルマ20個。でも多ければ多いほどいいです。
クロアチアに行きたい、海外サッカーが見たい、英語で外国人と話せるようになりたい、ブログをはじめたい、マラソン大会完走したい、親に贈り物をしたいなど、
今やろうと思えばできそうなことでもいいですし、
出版業界から声をかけられて本を書きたい、セミナー講師を頼まれたい、一か月丸々仕事を休んでも収入がある生活がしたいなど、
自分のだけの力で達成できそうもないけどいずれこういうことをしてみたいということでもいいです。
最低20個、見返すことができる紙や手帳に書いてください。
そしてそれを常に持ち歩いてください。それがあなたの道標となります。
書けば書いた分だけ叶います。だからその紙をお守りのように持ち続けるようにしてください。
まとめ:やりたいことは何が何でもやるべきだ
・将来像を思い描く
・最優先すべきことを最優先する準備をする
・やりたいなと思ったときにやるを繰り返す
やりたいことが見つかったらあとはそこに突き進むだけです。
せっかく見つけたならその気持ち、大事にしましょう。
達成するためにどうすればいいのか、その戦略を練るために時間をもっともっと費やしましょう。
以上、『やりたいことができない、わからない、続かない理由と正しい対策法』でした。
今回の内容が「やりたいことが見つからないよ」と困っている方の助けになれば幸いです。
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コラム:私はワクワクしたいだけ。
こんだけ言ってるけど、やりたいことあるの?と聞かれて私は相手が納得いくような答えを持っていません。
質問者は何の仕事をしたいかとかしか聞こうとしていないから。
私がいくら「こういう状態になりたい」と言っても、理解してもらえません。
でもいいんです。理解を得るためにやりたいことを見つけるわけじゃないので。
私は「のびのび生きる」ことを目標としていて、「ワクワクする」という感情を最も大切にして生きていきたいです。
ワクワクするというのが、私にとって最も価値のある感情であり、楽しいなと感じる瞬間なんです。
これから先どうなるかってのはまったく見えていませんが、こうなりたいなというのは私自身しっかり描いています。
そしてそれを描いてからは、自分で決めた道を歩むことで堂々と生活できるようになりました。
大切なのは、自分の心に正直であること。
私自身が少し楽になったきっかけなので、今なんかしらの原因で悩んでいる人の気づきを手伝えていれば嬉しいです。