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人を信じるということは難しい?人間不信に陥るほど騙されやすい私が出した答え。

騙されていたらどうしよう。私ってどうして騙されやすいんだろう。

そんな風に思った経験ありませんか?

あの人は信用しないほうがいいよと言われたものの、どう対応したらいいかわからないし、相手の言っていることを信じないと話が先に進まない。

疑ってばかりだと不都合なことばかりで悩んでしまいますよね。

かといって信じてばかりいると騙され、裏切られる。さてどうしたものでしょう。

 

これに対する答えのような本は山ほど出版されていると思うのですが、なかなかそんなもん実行できません。

良いようで悪いようなことばかり並べられています。最終的には、「NOという気持ちを持ちましょう。断る勇気、そして嫌われる勇気です。」みたいな、走り幅跳びでプールに着水するような意味不明な着地。何の解決にもなっていません。

ということで、同じような経験をして、一応自分なりの答えを見つけて克服した私ハヤエルが、「人を信用するためのルール」を紹介いたします。

参考にしてみてください。

Contents

私はとても騙されやすい。

チャルディーニの本の出だしに同じようなことが書いてあります。私はとても騙されやすいです。私の特徴として、

ということが多々あります。冗談じゃなく全て複数回経験済みです。

私自身の問題点

すぐ信用してしまうというのもありますが、聞かれたら大体の質問に答えます。自分の情報を包み隠さず話してしまいます。

また、相手が困っていると自分の時間を割いてでも助けようとしてしまいます。

自分で言うのもなんですが、いい人なんです。そしていい人は利用されやすい。

わかっちゃいるけど、倫理的に間違っていないことを辞めるというのはなかなか難しいもので、私はそれを諦めました。

いい人は辞める必要ないよ。やめるべきは都合のいい人。いい人をやめろという風潮が最近流行っているんだろうか、よく見かけます。 たしかに、いい人に『なろうとして』疲れている人が多いのかも...

結局のところ、損をするのが嫌だ、悔しい

そもそもの話、騙されるのって何がいけないんでしょう。利用されるのって何がダメなんでしょう。

何かをしてあげている時は相手の為にやっているから特に悪い気にはならないはずです。むしろいいことをしている。

ただ、終わってみるとすべて相手のためにしかなっていなくて、自分には何も残らない上に、相手に馬鹿にされ周りにもダメな奴だとみられる。

正直になりましょう。人間どこかで見返りを求めるのはけして悪いことではありません。無償で働き続けられるかと言われたらそんなことはないはずです。対価として給与が出ているから働ける、そういうものです。

感謝されればいいってわけじゃないです。

「あなたのことは人としてはすごく好き。でも私は彼(彼女)のことが好きなの。ごめんなさい。」

嬉しいですか?いや、むしろ悲しくなると思います。そして自分を責めるでしょう。今まで何やっていたんだ、時間を返してほしい。

あなたに残るのは気持ち悪いくらい鮮明に思い出される景色です。どこへ行ってもふとよぎる。住むところを変えてもテレビや話題に出るたびに吐き気を催すくらい気持ち悪くなる。

どこにもぶつけようのない怒りなのか悲しみなのか悔しさなのかよくわからない感情がモヤモヤモヤモヤとあなたを追い詰め、なにもしたくなくなり塵になりたくなります。

なぜここまで言うか。普通は「切り替えて次へ!」とか書くものじゃないの?と思うかもしれません。けれどもここまでに同意できたあなたはそういうタイプではないはずです。

そして、そういうタイプの人間が羨ましいのに認められず、嫌っているはずです。

「次なんて要らない、今回ですべて終わりにしよう。」

何度そう思ったかわからないくらいにそう思っているはず。

結論:私は騙されること、裏切られること前提で生きることにしました。

よく悲しい生き方だねと言われます。これだけ聞くと確かにそう思えるかもしれません。

けれども、人を疑って生きる方が何十倍も悲しい生き方だと思います。

騙されすぎて、裏切られすぎて、手のひら返されすぎて慣れました。何かが起きたときにあなたはこう思いませんか?

「またか。」「やっぱり。」

そうなんです。私たちみたいな騙され人間は、どんな理論で武装したところで騙されるんです。いいように利用されるんです。

仕方ないんです、思い返してみてください。利用されていると知らずに相手に何かをしてあげている間、楽しくなかったですか?

一生懸命相手の為に思いを巡らせ、準備し実行してあげた時間は充実していませんでしたか?

そういうもんなんです。最後の最後で悲しい思いをするくせに、思い返せばとても充実した時間を過ごしていたんです。全力を、全生命力を注ぎ込んでいたが故の空虚感なんです。

だから発想を変えて、どうせ騙されるんだ、裏切られるんだという前提で生きましょう。

騙されるから全力で向き合わないというのは違う

騙されるから、裏切られるから全力で向き合うのはやめよう。

そういう意味ではありません。それではあなたの人生がつまらなくなります。

どうせ何やってもダメなんだ。三途の川で石を積んでいるようなもんだ。そういう発想ではあなたの人生が無になってしまいます。何にも力を注げず充実しません。

そうではなく、対象をある程度見極めましょう。

明らかに騙そうとしてきている人はもちろん信じる必要はないし、明らかに怪しいのは無視していいんです。

問題は信じれる人なのかどうかがわからない人が相手の時です。そういうときはどうしたらいいか。ここが重要です。

信用したいかどうかで選ぼう。

相手のことを信用したいかどうか、これだけで十分です。

そこまでいくと、裏切られてもいいやと思えます。何かをしてあげたい相手なのかどうかだけで判断しましょう。

理由は簡単で、そんな未来のことまで判断できないからです。

信用というのは、本来しようと思ってするものではなく、自然としているものです。それが信用であり、信頼です。

あなたが接して、ああこの人の為に何かしてあげたいなと思ったら、それだけで理由は十分です。

惚れた方が負けというのと原理は一緒。何かしてあげたいと思ったらその気持ちに従いましょう。そうすればあなたの人生、迷って悩んでいるよりかはずっと充実しますよ。

大体の損は取り返しがつく。

結論としては信じてもいいやと思えたら信じちゃいましょうということになりましたが、それでいくら損をしたとしても大体取り戻せます。

だけはやめましょう。後々良いことがありません。

お金を貸すくらいだったら取り返しがつくし、日本にいる限りは普通の貧乏では死なないと思います。

良心が強すぎるが故の失敗だと思うので、きちんと良心に従ってください。そして、『加担』だけはしないでください。救われません。

繰り返しになりますが、支援はしていいので加担はしないように気を付けてくださいね。

以上、『人を信じるということは難しい?人間不信に陥るほど騙されやすい私が出した答え。』でした。

追伸:とはいえやっぱり騙されたくないあなたにオススメしたい本

そうは言ったものの、やっぱり騙されたくないなと思うあなたにオススメな本があります。

『影響力の武器』です。

シリーズで数冊出ていますが、まず青いやつがおすすめ。

なぜ騙されるのか、どうして言う通り動いてしまうのかについて理論的に書かれています。

ロバート・B・チャルディーニはこの道の大御所。色んな理論本が出ていますが、最終的にはここに集約されるので、この本から入っていくのが王道であり最短です。

英語が読める方なら彼らのウェブサイト「https://www.influenceatwork.com/」にアクセスしてみることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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